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みんなこれからの建築をつくろう
編著 | 伊東豊雄 / 岡河貢 |
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頁 | 280ページ |
サイズ | B5判 |
発行年月 | 2019年1月 |
ISBN | 978-4-86417-301-8 |
内容紹介
時代の中で伊東豊雄は建築をどのように考えたか
建築家・伊東豊雄の、菊竹清訓事務所における駆け出し時代から大三島での活動まで、その言説と長年の友人である岡河貢の論考、そして当時の貴重な写真や図版とともにその軌跡を辿ります。
高度経済成長期、オイルショック、バブル期、失われた20年、東日本大震災、そして現在までそれぞれの時代を、伊東豊雄が作品の中でどのように表現したか―。伊東豊雄とその作品の理解に、新たな視座を提供します。
また建築家・伊東豊雄と時代をともに歩んだ写真家・大橋富夫の写真を中心に、評論家・写真家である多木浩二の写真などを掲載。
さらに2017年に開催された大連での講演と対談を収録しています。
編著者紹介
伊東豊雄
1941年生まれ。1965年東京大学工学部建築学科卒業。
1965~69年菊竹清訓建築設計事務所勤務。
1971年アーバンロボット設立。1979年伊東豊雄建築設計事務所に改称。
主な作品に「せんだいメディアテーク」、「台中国家歌劇院」など。
プリツカー建築賞、UIAゴールドメダルなど受賞。
岡河貢
1953年生まれ。1979年東京工業大学工学部建築学科卒業。1986年同大学院博士課程単位修了。
1985~86年バルク・デ・ラ・ヴィレット:バーナード・チュミ事務所。
現在、パラディサス・アーキテクツ一級建築士事務所代表。広島大学スペシャルプロフェッサー。工学博士。
主な作品に「尾道の家」、「広島大学 賑わいパヴィリオン」など。
主なCONTENTS
伊東豊雄から菊竹清訓と篠原一男と磯崎新への言葉
1970年代、処女作「アルミの家」から「URBOT」
多木浩二による伊東豊雄と坂本一成の論考を読み解く
1970年代の住宅作品、「PMTビル-名古屋」に見られる変遷
1980年代、家具作家・大橋晃朗との協働から自邸「シルバーハット」へ
バブル期の代表作「レストランバー・ノマド」
近代人の建築から現代人の建築への移行過程
公共建築からみんなの中へ
東日本大震災を経て、「みんなの家」の活動と「機能場」という概念